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トップページ > 相談窓口 > ご注意ください(消費者被害情報ほか) > 平成25(2013)年度/ご注意ください(消費者被害情報ほか) > 借金をして投資の勉強? 高額なDVD教材の勧誘に注意!~大学生を中心に高額な「投資用教材」購入に関する相談が増加中~

更新日:2013年12月18日

借金をして投資の勉強?高額なDVD教材の勧誘に注意!~大学生を中心に高額な「投資用教材」購入に関する相談が増加中~

消費者被害情報

 平成25年12月18日

 大学生を中心に、高額な「投資用教材(DVD)」の契約に関するトラブルの相談が増加しています。
 購入費用に充てるために利用した学生ローンの返済に困っている事例、「友人を紹介したら紹介料を払うと言われた」といった「マルチまがい商法」の事例など、相談者の学生生活に影響が生じています。
 被害の深刻化や拡大を防ぐためには、親や友人など周囲の人たちが気づくことも大切です。困ったことがあったら、消費生活センターにご相談ください。

相談事例 1

 大学の先輩から「日経225を使った投資をしてみないか」と誘われた。儲けるためには「投資用教材DVD」の購入が必要だ、と言われたが、50万円以上と高額でありお金がないので断ったところ、学生ローンの利用を勧められ、結局、借金して購入した。購入したDVDを見たが、経済用語の説明ばかりでよくわからなかったし、簡単に儲かる話ではないことがわかった。今では、返済のためバイトを優先する生活になり大学にも行けなくなった。 (大学生 男性)

相談事例 2

 大学の友人から「いい話がある」と言われて喫茶店に行ったところ、業者の社員と思われる20歳代の人が同席していた。友人から強く勧められたので、消費者金融に嘘の借入目的を言ってお金を借りて購入した。今思えば、「やる?やらない?」と判断を急がせ、「もう契約日を決めちゃおう」と言われ強引に話が進んだと思う。今は契約をしたことを後悔しており、借金を返して楽になりたい。 (大学生 男性)

相談事例 3

 友人から「一緒に儲けないか」と誘われた。話を詳しく聞いたところ「投資用教材DVD」の販売で、「他に買う人を紹介してくれれば報酬を支払う」と言われた。断りきれずに、学生ローンから借金して購入したが、自分が儲かってもいないのに他人に勧めることは気が引けるので、誰も紹介していない。 (大学生 男性)

消費者へのアドバイス

  •  大学の先輩や友人からの勧誘であっても、高額な商品を購入する際は、内容をよく確認し必要性を十分に考え、要らないと思ったらはっきりと断わりましょう。
  • 安易な借金も、目的や収入を偽っての借金もしてはいけません。お金を借りてまで結ばなければいけないような契約なのかどうか、もう一度冷静になって考えてみましょう。
  • 誘われた時は「被害者」でも、同じ方法で友人を勧誘すれば「加害者」になります。「マルチまがい商法」の拡大を防ぐため、負の連鎖を断ち切る勇気を持ちましょう。
  • クーリングオフが可能な場合もありますので、すぐに最寄りの消費生活センターにご相談ください。

東京都消費生活総合センター
03-3235-1155(相談専用電話)

 

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悪質事業者通報サイト

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