STOP!若者の消費者トラブル
CMシナリオ・動画コンテスト受賞・ノミネート作品

ノミネート10作品について

　2022年6月1日～10月31日に作品公募を実施。応募総数8740作品の中から選考で選ばれた10作品が
最終審査会にノミネート。そのうち審査員の皆さんによる審査で受賞4作品が決定しました。

CMシナリオ・動画　ノミネート10作品（50音順）

朝永凌介さんの作品　★受賞★

病院

医師：「視力検査を始めます。あなたの買ったこの商品の値段は？」
A：「1,000円です」
医師：「ではこの商品の解約料は？」
A：「小さくてよく見えません」
医師：「注意力Cね」

NA:「契約内容は隅々まで読んで！東京都消費生活総合センターです」

長久保さくらさんの作品　★受賞★

町のカフェ
若者Aと若者Bがスマホをいじっている。

若者A：「よっしゃー。今なら簡単にお金を稼げんだよ」
若者B：「それ騙されてるんじゃ？」
若者A：「騙すほうだよ。成年年齢が18歳になってから騙しやすいんだよ」
若者B：「なるほど」

NA：「騙す側もチャンスをうかがっています。東京都消費生活総合センター」

浪花小槙さんの作品　★受賞★

学校

男：「好きです！付き合ってください」
女：「じゃあ契約書にサインして！」
　 (紙を取り出して見せる)
男：「えっ！」
　 (あわててポッケの中をさぐりペンを取り出し、サインをしようとする)
女：　(男から契約書を離す)
「契約内容も見ずにサインしようとする人なんですね。お断りします！」

NA：「契約は慎重な判断を！東京都消費生活総合センターです」

宮下鈴さんの作品　★受賞★

消費生活総合センターオフィス
相談員が電話を取る。

相談員：「こちら東京都消費生活総合センターです」
男性：「注文したものと違うものが届いたんですけど？
　　　　あとお母さんに相談せずに買ったものを返金してほしいんですけど…」
相談員：「大丈夫！ちゃんとお手伝いします！」

NA：「困ったときはお気軽に！東京都消費生活総合センターです」

石橋俊青さんの作品

高校の教室で消費者セミナーが行われている。

先生：「また、情報商材を用いた悪質商法の事例もあります。具体例を見ていきましょう」
生徒：「俺は引っかからないし大丈夫だろ！」

そうして生徒は先生の話も聞かず机に突っ伏して寝てしまった。
すると生徒と机を残して教室は消え、真っ暗な中彼にスポットライトが当たる。
その姿はいつの間にかくたびれたスーツを着て突っ伏し号泣する少し年をとった彼の姿があった。
彼の手には多額の借金の請求書が握られている。

年をとった生徒：「あの時授業をちゃんと聞いていればぁ！あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！」

上を仰ぎながら泣き叫ぶ彼。

NA：「こうやって悪質商法に引っかからないようしっかりと知識を身につけましょう。
東京都消費生活総合センター」

こっしーさんの作品

NA：「あなたの課金額を教えてください」
A：「3,000円です」
B：「一番課金した時で月10,000円ぐらい」
C：「4年で100,000円ぐらいですかね」
NA：「あなたにとって無理のない課金ですか？」

NA：「課金は慎重に。東京都消費生活総合センター」

佐藤拓海さんの作品

男：「お金欲しいなー」
悪魔：「Yo、お前言ったな『お金欲しい』ほらこれ(怪しい商品)売ったらお金持ち。
俺様はこんな感じで頭いい。これ売ってお金持ちの仲間入り！」
男：「あ、そーしよっかなー」
天使：「ちょっとだまりなさいバンパイア。あなたそんなことしたらなっちゃう犯罪者。
そうじゃなく働けは将来安泰だ。ほら早く仕事見つけて頑張りな！」
男：「勝者、天使！」
　　（悪魔悔しがる）

NA：「東京都消費⽣活総合センター」

松田優希さんの作品

学校の休み時間
男子高校生Aが財布からクレジットカードをとりだして男子高校生Bにみせびらかす。

男子高校生A：「じゃじゃーん」
男子高校生B：「なんだよそれ」
男子高校生A：「俺のクレジットカード。なんでも買える。大人っぽいだろ？」

男子高校生Aの背後にクレジットカードの購入履歴がうかびズームアップ。
(高額の利用履歴)

NA：「使い方も賢い大人に。東京都消費生活総合センター」

山﨑一葉さんの作品

魔女：「そこのおじょうさん。りんごはいかが？」
白雪姫：「りんごですか？おいしそうだけど、お金もってないし…」
魔女：「大丈夫、大丈夫、1個なら無料だよ」
白雪姫：「それなら…」
　　　　（りんごを食べる）
魔女：「今食べたね？1個無料と6回の定期購入で契約成立だね」
白雪姫：「そ、そんなぁ！」

NA：「しっかりと契約内容の確認を。東京都消費⽣活総合センター」

ゆうたすさんの作品

おしゃれな喫茶店の店内
SNSで友だち追加されて知り合ったネット上の「友だち」ができた女性。
実際に会ってみることになり、喫茶店で待っていると、その「友だち」がやってきて
席に着いたところ。

女性：「リアルでは初めてだね。今日はどうしたの？」
友だち：「いい投資話があるの！」
女性：「ごめん、興味ないんだ…」
友だち：「えぇ？だって、うちら『と・も・だ・ち』、でしょ？」
女性：「えっ」

NA：「それって『友だち』？東京都消費⽣活総合センター」