トップページ > 若者 > 成年年齢引下げに伴う若者をターゲットにした消費者啓発 > STOP!若者の消費者トラブル CMシナリオ・動画コンテスト 受賞・ノミネート作品
更新日:2024年12月10日
2024年6月3日~10月18日に作品公募を実施。応募総数7973作品の中から第1次選考・第2次選考を経て22作品が最終審査会にノミネート。その中から審査員の皆さんによる審査で受賞15作品(優秀賞3点・入選12点)が決定しましたのでお知らせします。
CMシナリオ・動画 受賞・ノミネート22作品(50音順)
登場人物は女子高生2人。シーンは2人の会話ではなく、BGMに注意喚起の歌詞がついていて、
かつ、画面には歌詞のテロップが映し出される形で進んでいく
カフェでスマホをチェックする女子高生A: ♪「無料」「コスメ」「脱毛」
ホームに立ってスマホをチェックする女子高生B:♪「無料」「サプリ」「ダイエット」
電車に乗ってスマホを操作する女子高生B:♪「ワンクリックすればもらえるの」
カフェでスマホを操作する女子高生A:♪「0.5秒でできちゃうの」
スマホとキャラクターの女の子が登場
スマホ画面には大きく「無料で注文」の文字
キャラクターの女の子:♪「でもねよく見て、小さく『初回だけ』」
仮面をつけたキャラクターも登場:「ちっさ」
スマホ画面には「無料で注文」の文字
キャラクターの女の子:♪「ちゃんと探して 遠くに『初月』だけ」
仮面をつけたキャラクター:「みつからん」
♪「困ったら電話して東京都消費生活総合センターへ」
契約書にサインをしようとする学生
手に持ったペンが突然巨大化し、手からズシーンッと落下する
書類に捺印しようとする若者
手に持ったハンコが突然巨大化し、ズシーンッと落下する
NA:「18歳の契約は、とてつもなく重い。18過ぎたら、知らなかったでは済まされない。
あらゆる契約トラブルは、東京都消費生活総合センターまでご相談を」
一人の少女と使い魔が佇んでいる
使い魔:「さあ、契約も済んだんだ。魔法少女に変身だ!」
少女:「うん!」
足、胴体、髪、そして顔と変身してゆく
きらきらと可愛らしい姿になり決めポーズを決める
少女:「わあ、凄い…!」
おもむろにどこからか紙を取り出す使い魔
使い魔:「じゃあ、初回費用ね。」
書いてある額に青ざめる少女
少女:「えっ、聞いてない!」
使い魔:「だって、契約書、読まないほうが悪いもの」
NA:「契約は慎重に。東京都消費生活総合センター」
マドンナ:「私はお姫様よ! 何でも言うことを聞きなさい!」
生徒:「はい! 姫」
マドンナ:「荷物持ちなさい!」
生徒:「はい!」
マドンナ:「喉が渇いたわ、ジュース買って来て!」
生徒:「はい!」
マドンナ:「これにサインしなさい! (契約書を出す)」
生徒:「それはできません、ごめんなさい!」
NA:「断ることは悪くない。東京都消費生活総合センター」
森の中・小さな泉
イソップ寓話の一つ「金の斧」のように、スマホを泉に落とした男性と泉の中から出てきた女神が会話をしている
女神:「あなたが落としたのは、この金のスマホですか?それとも銀のスマホですか?」
男性:「そ、その金のスマホです!」
女神:「あなたは嘘つきですね。スマホは返しません」
男性:「そ、そんなぁ!」
女神:「……と言いたいところですが。こちらの契約書にサインをしていただけるなら、
金のスマホと銀のスマホもつけて、あなたのスマホをお返ししましょう」
男性:「します、します!今すぐします!」
女神:「(呆れた感じで)……あなたが本当に落としたものは"注意力"のようですね」
女神、そう言って泉の中へ戻っていく
NA:「契約は慎重に!東京都消費生活総合センターです」
イケメンサッカー選手:「うぉりゃー」(シュートを決める)
見物している女子達:「キャー!!かっこいい!」
たくさんの人達が紙を持って選手のもとに集まってくる
たくさんの人達:「サインしてください」
「サインしてください!」
イケメンサッカー選手:「嬉しいな(笑顔)」
(気持ちよく次々にサインしていく)
(1つだけ契約書が混ざっていたが流れでサインしてしまう)
契約書を差し出した人:「うははは」(ニヤッとして走り去る)
NA:「サインは慎重に。東京都消費生活総合センター」
館の広間
令嬢・御曹司:「イヤァァァ!!/ウワァァァ!!」(同時に悲鳴をあげる)
広間のドアを開けて探偵と助手が入ってくる
助手:「どうしました!」
令嬢:「通販で買った商品の偽物が届いて…!」
御曹司:「こっちはいつの間にか定期購入になっていて…!」
助手:「一気に二人も被害者が出てしまいました!」
探偵:「なるほど…そういうことだったのか…!」
令嬢:「探偵さん、何か分かりましたか!」
探偵:「無差別に思える一連の事件。実は共通点があります」
御曹司:「それは一体…」
探偵:「被害者は全て18、19歳の若者です。成年年齢が下がったために狙われてしまったのです!」
令嬢・御曹司:「そんな!!」
NA:「悪質な広告を見抜こう。東京都消費生活総合センター」
数人の女子:「お誕生日おめでとう!」
誕生日の女の子:「ありがとう!!」(手には18のバースデーバルーンを持っている)
女の子の友達:「今日から大人の仲間入りだね!」
「カチャッ」
(銃を構えるような音と、銃のスコープから女の子たちを見て狙っているような画面)
誕生日の女の子:「ん?何か音がした??」
狙われていることに気づいていない感じ
NA:「18歳から悪質事業者の標的です。東京都消費生活総合センターです」
仲良く話すカモ、カモメ、カモノハシ
カモノハシ:「ボクも空飛びたいな~」
カモ・カモメ:「それならオレ達に任せろ!」
カモノハシ:「ホントに?!」
カモメ:「(契約書を渡しながら)テキトーに書いとけよ」
カモノハシ:「はーい」
カモ:「あと金用意しとけよ」
カモノハシ:「はーい」
(とんでもない改造をされたカモノハシと悪そうに笑うカモ・カモメ)
NA:「契約書はよく読んで!東京都消費生活総合センター」
カモ:「この金で何か高いモン食うか」
カモメ:「フォアグラとか?」
カモ:「ふざけんなお前」
○×クイズ会場に1人の男が立っている
(○か×の壁に走って飛び込むクイズ)
出題者(声のみ):「問題!『お店で商品を買ったが、使う前に不要になった。解約は可能――』」
出題者が問題を言う途中で1人の男がさえぎって言う。
男:「解約できないからバツだ!(走って×の壁に突っこみ、不正解だったので泥だらけになる)」
出題者:「『解約は可能ではない。○か×か』という問題でした!」
NA:「契約書も問題文も最後まで確認しましょう。東京都消費生活総合センター」
若者A:「お前これなにやってんの?」
若者B:「あ、これ?新しいバイトでさ、契約書作ってんの」
パソコンを打っている
若者A:「なんか最後の部分、小さくて読めなくね?」
若者B:「大事な内容ほど小さくしろってさ」
パソコンの文字を小さくしていく
若者A:「なるほどね~」
NA:「契約内容の見落としにご注意を!東京都消費生活総合センターです」
少年がRPGの世界を歩いている
少年:「出でよ、オレの鎧!」
少年が腰のベルト(カードリーダーつき)にカードをかざす。かっこいい鎧を身につける
少年:「出でよ、オレの剣!」
再び少年が腰のベルトにカードをかざす。強そうな剣が出てくる
少年:「出でよ、オレの盾!!」
「出でよ、オレの兜!!」
「出でよ、…!!」
「出でよ、オレの龍!!」
強そうな龍が出てくるが、龍が少年に向かって火を吹いて怒る
母親の声:「あんた、いいかげんにしなさい!」
少年が自分の部屋でとびおきる。近くにスマホゲームの課金画面がある
NA:「最強カードは魔法じゃない。課金は慎重に。東京都消費生活総合センター」
若者が野球のテレビ中継を見ている
若者:「やっぱ野球は生でみたいな~」
若者のスマホ:「ピロン!(通知音)」
若者:「ん?来週の試合のチケットがあたった?!
契約書あるけど読まなくていっか(若者が契約書を読まずに高速スクロールする)」
若者:「よし、同意する(若者が同意ボタンを押す)」
(請求画面が表示され、若者が読み上げる)
若者:「5日以内に15万円の請求?!?!」
TV画面上から審判が「アウトーーーーーー!!!」
NA:「タダほど怖いものはない。東京都消費生活総合センター」
桃太郎:「そこの動物たち、きびだんご一個タダであげよう。そしてこの契約書にサインすれば、もっときびだんごをあげるよ」
犬:「きびだんごのためならサインします!(ハンコを探す)」
猿:「僕も!サインします!(ハンコを探す)」
きじ:「契約書をよく見て、鬼ヶ島に行くことになるんだよ…」
(右下に小さく「ただし、鬼ヶ島へ行く事になる」と書いてある)
犬・猿:「(青ざめた表情で)えー!!」
NA:「契約書は隙なく目を通して。東京都消費生活総合センターです」
女子高校生とスーツを着た男性が将棋を打っている
男性が将棋を打つ、駒には「バイト」と書かれている
男性:「スマホで簡単に稼げますよ」
女子高校生が将棋を打つ、駒には「報告」と書かれている
女子高校生:「スパム報告しました」
男性が将棋を打つ、駒には「デビュー」と書かれている
男性:「あなたならモデルでもアイドルでも女優でもトップを目指せます!是非うちの事務所へ!」
女子高校生が将棋を打つ、駒には「無視」と書かれている
女子高校生は無言で男性に見向きもしない
男性が将棋を打つ、駒には「契約」と書かれている
男性:「契約すれば…お金が手に入りますよ」
女子高校生が将棋を打つ、駒には「通報」と書かれている
女子高校生:「通報しました」
男性は焦りつつ頭を下げる
男性:「参りました」
NA:「悪質事業者にご注意を。東京都消費生活総合センター」
場面 事件現場
警察、探偵、容疑者たちが現場に集まっている
警察:「とうとう犯人が分かったんですか!」
探偵:「ああ、このAさん宅強盗事件の犯人はあなただ!」
容疑者:「くっ・・・なぜ分かった!?」
警察:「Aさんはどうやら違法な商売をやっているようでね、リストにあなたの名前があったんだ」
容疑者:「そうだ!!おれはあいつに絶対にもうかる話があるって言われて…その話にのったのに…!
実際は全然もうからないし、それどころか商品を高額で買わされる!だからあいつから取られた金を取り戻そうと思ったんだ!!」
警察:「それ、消費生活センターに相談すれば良かったんじゃない?」
容疑者:「え?」
NA:「手遅れになる前に相談を! 東京都消費生活総合センター」
料理番組
女:「先生、今日は何を作るのでしょうか」
先生:「今日はお金を作っていきます」
女:「ええ!そんな事が出来るのですか?」
先生:「はい。まずは契約書を用意します」
女:「こちら側に有利な文面ですね」
先生:「そして契約内容をよく理解していない若者にサインを書かせます。書かせた契約書がこれです」
女:「これでお金がっぽりですね」
NA:「調理されないよう契約は慎重に。東京都消費生活総合センターです」
♫(爽やかな曲)
ーオフィスー
サラリーマンA:カタカタカタ・・・・
上司A:「これ、今日中にお願い」(書類を置く)
サラリーマンA:「はい。わかりました!」
ーテーマパークー
清掃員:(周りに愉快な音が聴こえる。ガヤガヤ・・・・)
(一生懸命ブラシでゴシゴシ・・・・)「ふうー」
ー保育園ー
保育士:「お弁当残さず食べようね~」
子ども:「嫌だ~!」
保育士:「ちゃんと食べないと~!」
ー家ー
自分:(「スマホを倍の値段で転売するだけ」と書いてあるパソコン画面を見つめて)
「おっ!このバイト楽そうじゃん。給料もいいし、いいね~」
(申し込みボタンを押す)「ポチッ」
NA:「「楽して稼ぐ」はありません。東京都消費生活総合センター」
猫同士の会話
道の日向
シロ:「なあなあ、お前今日やけにピリピリしてにゃい?」
クロ:「だってさっき、俺んちのガキがゲームの課金やりすぎて母親に激怒されて、俺に泣きついてきて、俺に鼻水つけやがったにゃん」
シロ:「オレのご主人、そーゆー問題解決してくれる所で働いてるにゃん。…名前はにゃんだっけ…?」
考えこむ
NA:「東京都消費生活総合センターです」
A:「そうそう、今日紹介しようと思ってたものがあって!私も最近買ったんだけど、これを付けるだけで物事が全部上手くいくの。
だからあなたにもぜひ買って欲しくて…」(手首に着けてるブレスレットをAが見せようとする)
Aと私:「あっ」
(Aが手を出した拍子に当たったコップが床に落ちて割れ、
肘をお皿の端に置いてしまいお皿に乗っていた食べ物が宙に浮かんで白い服の上に落ち、
Aの近くにあった窓ガラスに野球のボールがあたり、割れてAの顔に強い風が吹く)
Aと私:「……」(長い沈黙)
私:「そ、そうなんだ、、物事、上手くいくようになるんだ、ね……」
NA:「騙されるな。世の中うまい話などないから。東京都消費生活総合センター」
昔話桃太郎で鬼を倒した後宝箱を3匹の家来に取られる桃太郎
桃太郎:「おい待て!その宝箱は村のみんなに…」
犬:「命かけて戦ったんだからこれぐらいはもらわないと」
猿:「きびだんご一つで鬼退治は割に合わなすぎるしな」
雉:「契約書にもちゃんと書いてあったぞ」
回想シーン
桃太郎:「きびだんごあげるから俺の仲間になれ!」
雉:「ここにサインをしてくれ」(雉が契約書を渡す)
桃太郎:「わかったわかった!」
回想終わり
桃太郎:「おじいさん!助けて!」
おじいさん:「お前はもう18歳じゃ」
NA:「契約するときは慎重に。東京都消費生活総合センター」
不良:「おい、お前!パン買ってこい!!」
眼鏡をかけた男の子:「で...でも、ぼ...ぼくお金ないんだ...」
不良:「ウソつけ!ジャンプしてみろよ!」
シーンとする
不良:「おいおい本当にねぇーな!なんかあったのかよ?」
眼鏡をかけた男の子:「実は自分のお小遣いでゲームの課金してて...足りなくなったから、親のお金を使ってしまって...」
不良:「親に迷惑かけんな!未成年者取消しは知ってるか?」
眼鏡をかけた男の子:「知ってるけど…もう18歳で...」
不良:「...菓子パン買ってやるよ...」
NA:「18歳からもう大人!東京都消費生活総合センターです」
※この事業全体のイメージは成年年齢引下げ対策 消費者被害防止啓発事業をご覧ください。
お問い合わせ先
東京都消費生活総合センター活動推進課高齢者見守り・連携担当
電話番号:03-6228-1331