あなたの自転車大丈夫ですか?
平成27年12月4日
毎日の通勤、通学、買い物など自転車は日常生活に欠かせません。
一方で自転車は、正しく使用しないと大きな事故につながることがあります。
こんな相談が寄せられています
- ネットで注文の電動アシスト自転車。取扱説明書にはハンドルを正しく整備するよう記載があったが、ハンドルを固定しなかったため、ハンドルがぐらつき転倒骨折した。
- 点検していない自転車に乗っていたら、急にハンドルが動かなくなり転倒し、怪我をした。
事故を防ぐポイント
安全な製品を選び、使用する前に取扱説明書を確認しましょう!
- 品質・安全性についての基準に適合した自転車は認証マーク(BAAマーク、SGマーク、JISマークなど)が貼付されています。購入の際には参考にしましょう。
- 取扱説明書で使用方法等をよく読み、乗車前には緩みやがたつき等ないかを確認しましょう。
- 特に、組み立て式自転車については、取扱説明書どおり正しく組み立てないと使用時に怪我をすることもありますので、注意しましょう。

BAAマーク SGマーク JISマーク
点検を忘れずに行いましょう!
- 自転車に関する製品事故の多くが、自転車の使用を始めて1年未満に発生しています。
- 購入直後はねじのゆるみやワイヤーの伸び等の初期不良が発生しやすいため、新しい自転車を購入して1~2か月のうちに販売店などで初期点検を受けてください。
- 日常の点検で異常を発見した場合、転倒したりぶつかったりした場合にも必ず点検を受けましょう。
- 自転車安全整備士の点検・整備を受けた自転車には、「TS」マークが貼付され、傷害保険、賠償責任保険が付帯されます。

TSマーク
電動アシスト自転車のバッテリーのセル交換に関するトラブルが発生しています!
セル交換サービスはバッテリーの一部であるセル(電池)を交換するサービスです。バッテリーの故障原因がセル以外のところにある場合は効果がありません。セル交換サービスを受けたが充電できないというトラブルが多く発生しています。自転車メーカーによってはセル交換サービスを推奨しておらず、故障・トラブル発生時の補償を受けられないこともあるので、注意が必要です。
交通ルールを守って、安全な自転車運転を心がけましょう!
関連情報
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東京都生活文化局消費生活部生活安全課商品安全担当
電話番号:03-5388-3055