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更新日:2015年12月24日
年末から年始にかけて、大掃除中のケガ、暖房用品による着火、餅などの窒息による事故が多くなります。特にシニア世代の事故が起きやすい傾向があり、注意が必要です。 |
東京消防庁管内の掃除中の事故による救急搬送件数は、年間では12月が圧倒的に多く、年代別では60代と70代だけで全体の4割以上を占めています※1。
両手がふさがる状況はバランスを崩し、転落の危険性が高まります。普段よりも慎重に行動しましょう。高所作業をする場合は、安定した踏み台を使用し、片手で固定されたものにつかまるなど、転落、転倒を防止する工夫をしましょう。
暖房用品のうち、電気ストーブ、石油ストーブで「ケガをした」「引火、発火、発煙した」「ケガをしそうになった」経験が多くなっています。
特に電気ストーブによる火災が多く発生しています。
布団や洗濯物などの可燃物は、ストーブの熱源から決められた距離を離して使用するなど、取扱説明書をよく読んで、正しく使用しましょう。
食品の窒息、誤飲は、65歳以上の高齢者で多く発生しています。餅などをのどに詰まらせ救急搬送された件数は、12月と1月だけで年間全体の半数を超えています※2
窒息は死亡事故につながります。食品は小さく切る、急がずゆっくりよくかんで飲み込む、食事の際はお茶や水を飲んで喉を湿らせるなど、窒息事故を防ぎましょう。
特に一人で食事する場合は十分注意しましょう。
「年末年始の事故防止ガイド」では、事故防止のポイントを分かりやすくまとめています。詳しい内容はこちらをご覧ください。
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東京都生活文化局消費生活部生活安全課商品安全担当
電話番号:03-5388-3055