トップページ > 商品安全 > 危害・危険情報 > 平成27(2015)年度 > ヘアカラーリングでのアレルギーを防ぐために!
更新日:2015年12月17日
近年、ヘアカラーリング(毛染め、以下カラーリング)は年齢・性別問わず日常的に行われていますが、消費生活相談窓口にはカラーリングによる皮膚障害等の相談が多く寄せられています。
カラーリング剤の中でもしっかり染まり色の持ちが良いとされ、スーパーやドラッグストア等での販売や美容院での施術で最も普及している酸化染毛剤(通称:ヘアカラー、白髪染め、おしゃれ染め等)は、他のカラーリング剤と比べてアレルギーを引き起こしやすいことから、十分な注意が必要です。
また、かぶれ等の症状は、カラーリング直後でなく翌日以降に現れることも多く、症状がカラーリングによるものと気付きにくいため、何らかの異常を感じたら医師に相談しましょう。
酸化染毛剤はアレルギー反応を引き起こすことがあります。現在、カラーリングのトラブルを予防するには、使用前のパッチテストしかありませんが、一度でもかぶれ等の症状のあった人は、継続的な使用で重症化を招くことがありますので、酸化染毛剤によるカラーリングを行ってはいけません。酸化染毛剤とは成分が異なるヘアマニキュア等の染毛料の使用に切り替えるのも一案です。
「皮膚アレルギー試験(パッチテスト)の手順《動画》」(日本ヘアカラー工業会HPへ)
酸化染毛剤
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※ヘアマニキュア、カラートリートメント、一時的な白髪隠し等は「酸化染毛剤」ではありません。化粧品の「染毛料」になります。
【東京都からの注意喚起】
「髪を染めたい!その前に…」 東京くらしねっと平成27年6月号 安全シグナル
【消費者庁からの注意喚起】
「毛染めによるアレルギーに御注意!」平成27年10月23日
【染毛剤のメカニズム、使用上の注意等】
日本ヘアカラー工業会ホームページ
お問い合わせ先
東京都生活文化局消費生活部生活安全課商品安全担当
電話番号:03-5388-3082