ベランダや窓からの子供の転落に注意！

令和5年3月30日

　ベランダや窓から子供が転落する痛ましい事故が度々起こっています。ベランダの出入口や窓の開閉が何かと多くなるこの季節、ご家庭のベランダや窓の周りの環境を今一度確認するなど、一層の注意を払いましょう。

注意喚起動画公開中!!

子供がベランダの手すりの高さまで素早くよじ登る実験映像や、転落事故を防ぐポイントを15秒の動画で紹介しています。ぜひご覧ください‼

さらに詳しく事故を防ぐポイントを知りたい方は、STOP！子供の転落事故（1分版）の動画をご覧ください。

ヒヤリ・ハット事例

アンケート調査報告書より

「子供のベランダからの転落やヒヤリ・ハットを経験したことがある」…14.9%

＜具体例＞

• 夫と息子が2人でリビングにいて、夫がスマホを見ている間に息子が一人でベランダに出て椅子にのぼり身を乗り出して駐車場の車を見ていた。(1歳)
   
• リビングで軽食を食べていたら、子供が施錠されていないベランダのドアを開けて、子供用の軽いイスを持ち出し、そこに立ってのぼろうとしていた。すぐに気づいたので、抱きかかえて部屋に連れ戻した。（3歳）

事故を防ぐポイント

環境の見直し

• ベランダの柵の近くにプランター、椅子、テーブル等、足がかりになるものを置かない。
• 窓際にベッドやソファ等、足がかりになるものを置かない。
• ベランダの出入口や窓の子供の手が届かない場所に補助錠を設置し、施錠する。

　

保護者の見守りや子供への教育

• ベランダや窓のある部屋に、子供だけにしない。
• 子供だけを家に残して外出しない。
• 子供だけでベランダに出さない。子供をベランダで遊ばせない。
• 子供にベランダや窓などの高い所からの転落の危険性について日頃から教える。

参考

• 《【概要版】ベランダからの子供の転落防止に関するアンケート調査報告書》東京くらしWEB（令和5年3月）
• 《平成29年度東京都商品等安全対策協議会「子供のベランダからの転落防止のための手すりの安全対策」リーフレット》東京くらしWEB（平成30年3月）

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