エアゾール製品の安全対策について
1 テーマ
エアゾール製品
2 協議期間
- 平成10年3月30日~平成10年12月15日(全3回)
3 概要
【問題点】
- 防水スプレーの事故、製品の使用・保管・廃棄時の火災などの事故が多発している。
- 廃棄方法について都の指導内容が統一されていない。
- 内容物が残った製品の受け入れ先が明確になっていない。
【協議結果】
「廃棄の段階」
- 缶の穴あけについては、缶は使い切った上でそのまま排出すべきである。回収・処理の方法も検討すべきである。
- 残った中身の出し切り(ガス抜き)については、現状では出し切らざるを得ないが、出し切らない方法も検討すべきである。
「使用・保管の段階」
- 製品の安全性については、容器強度の耐圧性は不足とはいえないが、その他の面では改善の余地がある。
- 警告表示については、業界の新しいガイドラインの表示項目は概ね充足しているが、消費者の危険性の注意喚起は十分とはいえず、改善の余地がある。
「消費者への情報提供」
- 危険性が高い商品であることの認識向上について、今後、さらなる情報提供が必要である。
4 委員
【委員】
| 本田純一 |
成城大学法学部教授 |
| 鈴木紀子 |
東京都生活協同組合連合会 |
| 飛田恵理子 |
東京都地域婦人団体連合会 |
| 三枝繁雄 |
消費生活用品PLセンター事務局長 |
| 藤島昇 |
東京消防庁指導広報部生活安全課長 |
| 尾崎眞幸 |
生活文化局消費生活部参事 |
| 新保明 |
生活文化局消費生活部生活環境課長 |
| 松島修 |
消費生活総合センター商品テスト課長 |
【専門員】
| 今関勝男 |
(社)日本エアゾール協会専務理事 |
| 高野勝弘 |
日本化粧品工業会 |
| 高橋正春 |
(社)日本塗料工業会PL相談室長 |
| 岡田英三郎 |
化学製品PL相談センター |
| 鰍沢照夫 |
衛生局薬務部薬事課長 |
| 木村俊弘 |
清掃局ごみ減量総合対策室企画担当課長 |
| 大野輝之 |
環境保全局環境管理部計画担当課長 |
- ※肩書きは当時のものです。
東京都生活文化局消費生活部生活安全課商品安全担当
電話番号:03-5388-3055