トップページ > 商品安全 > 危害・危険情報 > 危害・危険情報 令和7(2025)年度 > 畳んだときの傘の持ち方に注意!
更新日:2025年6月4日
傘は年間を通して使用頻度の高い商品ですが、これからの梅雨の時期は、傘を使用する機会が一段と増加します。
皆さんは、たたんだ傘はどのように持ち歩いていますか?
傘は、持ち方しだいでは重大な事故につながる危険があります。
事故を防ぐためのポイントを押さえて、傘を持ち歩く時は十分注意しましょう!
・エスカレーターで前の人の傘の先が目に入りそうになった
・階段を上っている時に、自分の傘が後ろの人に当たってしまった
・階段を上っている時に、横持ちしている人の傘の先がみぞおちに刺さった
東京都の調査※の結果、傘によるけがやヒヤリ・ハットの経験をした人は 44.0%、発生場所は駅構内(階段・エスカレーター)が最も多いことがわかりました。
一般的に表示されている「傘の長さ」は親骨の長さを指し、
持ち手や傘の先端(石突き)の長さは入っていません。
表示以上に長いものを持っていることを意識しましょう。
傘を横向きにして持つ人は、持ち手を持つ人と比較して、
他者へ危害を与える可能性が3倍以上高まると考えられます※。
持ちやすいからと言って横向きに持つと危険です!
携行するときは、必ず持ち手を持ち、石突きが真下(地面・床面方向)に向くようにしましょう。
例えば、右図のように持ち手の先の方を持つと、手への負担も少ないうえ、石突きが階段等の段差に当たりにくくなります。
※参考 その持ち方、危険です!~「傘の安全性に関する調査」を実施しました~
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp/anzen/test/2024kasa.html
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