破損したガラスフィルムの取扱いに気をつけましょう!

スマートフォンの画面の保護をするためのツールとして、ガラスフィルムが普及しています。一方で、割れたガラスフィルムでけがをしたり、割れていないガラスフィルムでも角や端でけがをしてしまったりするなどの事故情報が寄せられていることから、ガラスフィルムの安全性に関する商品テストを実施しました。
1 商品テスト
1 落下試験

- テスト概要:
- ガラスフィルム20製品をスマートフォン模型に貼り付けて、高さ1.5mから水平に10回落下させました。
- テスト結果:
- すべての製品で破損がみられました。
細かく割れた箇所はザラザラし、浮いて剥がれそうになっている破片が確認できました。また、大きくひび割れた箇所は、剥がれたりした際に切傷につながるおそれがある尖った部分が確認できました。

2 端部や破断部の安全性評価

- テスト概要:
- ガラスフィルム20製品の端部(角や端)と破断部(折り曲げて割れた箇所)の鋭さについて、切傷ができるか調べる専用器具で評価しました。
- テスト結果:
- 端部は、すべての製品で切傷ができず、破断部は、すべてで切傷ができました。

2 消費者へのアドバイス
- ガラスフィルムが割れたら、そのまま使用せず交換しましょう。
- 割れたガラスフィルムを剥がすときや、剥がしたガラスフィルムでけがをしないように取扱いに気をつけましょう。
- 割れていないガラスフィルムでも、端や角でのけがに気をつけましょう。
詳細は、東京くらしWEB
ホームページ https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp/anzen/test/glassfilm.html
- 問い合わせ
- 東京都生活文化局 消費生活部 生活安全課 電話03-5388-3082