トップページ > 商品安全 > 危害・危険情報 > 令和3(2021)年度 > お餅による窒息に注意!年末年始に多く発生!
更新日:2021年12月21日
お餅を食べる機会が増える12月から1月にかけて、お餅による窒息事故が、毎年、多く発生しています。東京消防庁管内では、平成28年から令和2年までの5年間に、お餅など(団子等も含みます)を喉に詰まらせて453人が救急搬送されています。そのうち、約9割が65歳以上の高齢者で、初診時に死亡が確認された人が27名いました。
お餅は粘りがあり、くっつきやすく噛み切りにくい食べ物です。高齢者や乳幼児は噛んで飲み込む力が弱いため注意が必要です。年末年始を迎えるに当たり、事故防止のポイントや応急手当の方法を確認しておきましょう。
※上記事例1番目及び2番目は、東京消防庁 広報テーマ2021年12月号 から引用
※上記事例3番目は、東京くらしWEB「誤飲等による乳幼児の危険ヒヤリ・ハット調査」(令和3年6月29日)から引用
参考
1.《誤飲等による乳幼児の危険ヒヤリ・ハット調査》東京くらしWEB(令和3年6月29日)
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/anzen/hiyarihat/infant_goinr2.html
2.《年末年始の救急事故をなくそう 餅などによる窒息事故に注意》(広報テーマ2021年12月号)東京消防庁
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/camp/2021/202112/camp2.html#camp2-an03
3.《年末年始、餅による窒息事故に御注意ください!》消費者庁(令和2年12月23日)
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/consumer_safety_cms204_20201223_01.pdf
チョークサインを出しているとき、声を出せないとき、顔色が急に真っ青になったときなどは、食べ物などにより気道が塞がれていることが疑われます。
※チョークサイン・・・窒息を起こし、呼吸ができなくなったことを他の人に 知らせる世界共通のサイン
そのようなときは大きな声で助けを呼び、119番通報とAEDの搬送を依頼し、直ちに気道異物除去を始めます。
ただちに心肺蘇生※を開始してください。
(東京消防庁 広報テーマ2021年12月号 より抜粋)
※心肺蘇生については、東京消防庁の以下のURLからご覧いただけます。
《電子学習室》命を救う~心肺蘇生法~
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/learning/contents/inochi-rescue/contents01_1.html#beginning
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お問い合わせ先
東京都生活文化局消費生活部生活安全課商品安全担当
電話番号:03-5388-3055