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トップページ > 商品安全 > 危害・危険情報 > 令和3(2021)年度 > 差込みプラグやコードなどの異変に注意!

更新日:2021年12月3日

差込みプラグやコードなどの異変に注意!

コンセントのイラスト暖房器具を使用する機会が増えるこれからの季節、差込みプラグやコード、コンセントなど、配線器具による事故が、毎年多数起きています。また、在宅勤務の増加もあって、テーブルタップの使用に伴う事故も発生しています。

配線器具は正しく使用しないと、コードの急な折れ曲がりや損傷を招くことがあるほか、過大負荷による異常発熱でやけどを負ったり、場合によっては火災につながる可能性もあります。

定期的にコードなど配線器具の状態を確認し、使い方に注意して、事故の発生を防ぎましょう。

事故、ヒヤリ・ハット事例

  • テーブルタップのコード部が過度に折り曲げられ布団の下に挟み込まれていた。更に使用者は携帯電話の抜き差しなどでコードを強く引っ張っていたため、コードが過度な屈曲を受け、芯線が断線、スパークし、出火した。(平成30年11月)
  • コードリールに接続可能な最大消費電力を超える電気製品を接続していたため、コードリールの電源コードが異常発熱し、建物を半焼する事故が発生した。(平成30年11月)
  • ペットの尿がテーブルタップ内に侵入し、トラッキング現象が生じて製品及びその周辺を焼損した。 (※付着したほこりや水分により電気の通り道(トラック)が生成され、異常発熱する現象)(平成25年4月)

 

事故を防ぐポイント

○正しく使いましょうテーブルタップ本体

  • 挟む、ねじる、ひっぱるなど、コードに無理な力を加えない。
  • コード同士の芯線をねじって途中で接続することや、ビニールテープでの補修など、コードの改造や修理を行わない。
  • 接続可能な最大消費電力を超えて、テーブルタップ等を使用しない。
  • 消費電力の大きい機器は、取扱説明書等でテーブルタップなどの使用が禁止されていないか確認して使用する。
  • テーブルタップやコンセントと、差込みプラグの接続部分に水分が付着しないよう注意する。

○定期的に確認しましょう

  • 差込みプラグとコンセントとの間に、ゆるみがないか、ほこりなどがたまっていないか。
  • 差込みプラグやコード、コンセントなどに、変色、焦げ、破損、異臭、異常発熱などがないか、電気機器の異常な動作などがないか。

 参考

  • NITE が収集した製品事故情報のうち、平成27年度~令和元年度に発生した配線器具の事故は282件(内:火災事故 164 件)、プラグ・コードの事故は 276 件(内:火災事故 155 件)となっている。
  • 令和2年中の東京消防庁管内における、全火災件数(3,693件)に占める電気設備機器火災の件数は1,163件であり、最近10年で最も高い割合(31.5%)となった。
  • このうち配線器具等による火災は201 件で、その原因は、差込みプラグが 最多で62 件(配線器具等の火災の30.8%)、次いでコンセントが 59 件(同29.4%)となっている。経過の内訳をみると、いずれも「金属の接触部が過熱する」が最も多い。

 

【詳しい情報はこちら】
製品技術評価基盤機構(NITE)「テレワークで大混雑~プラグ・コードの取り扱いに注意~」外部サイトへリンク

東京消防庁 「令和3年版 火災の実態」外部サイトへリンク

 

 

印刷用PDFはこちら(PDF:606KB)

お問い合わせ先

東京都生活文化スポーツ局消費生活部生活安全課商品安全担当

電話番号:03-5388-3082