ジャンプ式折りたたみ傘によるけがに注意しましょう!
ボタンを押すだけで傘本体が開くとともに中棒が伸びるジャンプ式折りたたみ傘は、手がふさがっている時でも開閉がしやすく、大変便利です。一方で、内部に強力なバネが入っているため、使用方法を誤れば重篤な事故につながる危険性があります。
こんな事故が起きています!
- ネット通販で自動折りたたみ傘を買った。なかなか開かず、閉じると指3本が深く切れて医療機関で縫合した。
- 自動開閉式日傘をたたみ、手に持っていた時、押し込んだ柄が急に飛び出し手元が口に当たり歯が折れた。
- ワンタッチ傘を閉じた際、閉じきれなくて、勢いよく開き、傘の取っ手が目を直撃しけがをした。
※消費者庁・国民生活センター「事故情報データバンク」登録事例に基づき作成
事故を防ぐポイント
- 取扱説明書をよく読み、開閉方法を確認しましょう。
- 開閉時は人に向けず、顔から離して操作しましょう。
- 傘を閉じ、中棒をしまう時は、横方向に持ち、カチッと音がするまで押し縮めましょう。
- 傘を閉じる途中で手を放しても、手元が飛び出さずに止まる「飛び出し防止機能」が備わった商品もあります。購入する場合は、このような商品を選択するようにしましょう。
[参考HP]
- 東京くらしWEB 危害危険情報「飛び出し注意! ジャンプ式折りたたみ傘によるケガ」(2022年9月)
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp/attention/2022/automatic_umbrella.html - 国民生活センター くらしの危険「飛び出した手元で大けがに! ジャンプ式折りたたみ傘」(2019年11月)
https://www.kokusen.go.jp/kiken/pdf/352dl_kiken.pdf
- 問い合わせ
- 東京都生活文化スポーツ局 消費生活部 生活安全課 03-5388-3055