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相談の窓口から

突然現れる、偽のセキュリティ警告画面!
絶対に電話をかけてはいけません

質問
 インターネットを利用していたら突然大きな警告音が鳴り、ウイルスの警告表示が出ました。あわてて表示された連絡先に電話すると、遠隔操作ソフトをインストールするよう指示され、最後にウイルス除去費として5千円を請求されました。さらに、遠隔操作による1年間のサポート契約を勧められ、2万5千円を支払いました。しかし、後日、この契約はサポート契約などではなく、ウイルス対策ソフトをインストールしただけということに気づきました。解約できるでしょうか。
回答
 これらのセキュリティ警告は実際のウイルス感染を警告しているわけではなく、パソコンの画面上に広告が表示される仕組みを使い、画面の前面に偽の警告画面を表示させているものがほとんどです。多くの場合、見ていた画面を閉じ、パソコンを再起動させれば、警告音や偽の警告画面を閉じることができます。画面が消せない場合は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のホームページで対処法を案内していますので、そちらを参考にしてください
 この事例のように、連絡先に電話をし、有償ソフトや遠隔操作ソフトをインストールしてしまうと、高額な請求を受けるだけでなく、パソコンの中のクレジットカード情報や個人情報を盗み取られ、さらなる被害を受ける危険性があります。絶対に電話をかけないようにしてください。あやしいと思ったら、最寄りの消費生活センターに相談しましょう。

※独立行政法人情報処理推進機構(IPA) 情報セキュリティ安心相談窓口
https://www.ipa.go.jp/security/anshin/mgdayori20180718.html

相談窓口のご案内
電話03-3235-1155