電子レンジを安全に使おう
~突沸や破裂、発煙・発火に注意!~

食品を手軽に短時間で温められる電子レンジですが、温めた食品の突沸とっぷつ(※1)や破裂によるやけど、発煙・発火などさまざまな事故が起きているので、注意が必要です。
※1 突沸:沸点を超えても沸騰していない状態の液体に、振動などの衝撃が加わると、突然激しく沸騰が起こる現象
こんな事故が起きています!※2
- 突沸
- カップスープを温めて取り出そうとした時に、突沸し、首や顔にやけどを負った。
- 破裂
- サバの水煮の缶詰の中身を皿に空け、レンジで加熱した。ラップをかけず、1分半加熱後、庫内から出したところ、爆発した。
- 発煙・発火
- 電子レンジで生のさつま芋を温めたらレンジから煙が出て芋が炭化した。
ファストフード店で購入したフライドチキンを紙袋ごと電子レンジで温めたところ、味付け用の粉が入ったアルミの袋が発火した。
※2 消費者庁・国民生活センター「事故情報データバンク」登録事例に基づき作成
事故防止のポイント
- 使用前に、食品の包装や取扱説明書などをよく読んで、電子レンジで使える容器、加熱できる食材、温める時間などを確認しましょう。
- 食品を必要以上に加熱しすぎると、突沸や破裂、発煙・発火のおそれがあります。設定時間は控えめにし、様子をみながら加熱しましょう。また、加熱しすぎた場合は、少し時間をおいてから取り出しましょう。
- アルミホイルや金属のついている容器、卵など殻や膜のついた食品の温めも、破裂や発煙・発火のおそれがあり、危険です。
- [参考HP]
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- 東京くらしWEB 危害・危険情報「電子レンジを安全に使おう!」
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp/attention/kigai_densirenzi.html
- 東京くらしWEB 危害・危険情報「電子レンジを安全に使おう!」
- 問い合わせ
- 東京都生活文化局 消費生活部 生活安全課 電話03-5388-3082