家具の転倒防止対策、非常防災用品の点検をしましょう!
9月1日は防災の日、8月30日〜9月5日は防災週間に指定されています。関東大震災から100年目となるこの機会に、家具の転倒防止対策や非常防災用品の点検を行い、いつ起こるか分からない災害に備えましょう。
事故、ヒヤリ・ハット事例
- 地震発生時、対策をしていなかった腰高の棚を押さえたが、激しく揺れたので手首を打撲し、傷あとが1か月以上残った。
- 地震発生時、タンスが動いて部屋に入れなくなった。
- 懐中電灯の電池を取り出そうとした際、電池から液漏れしていたため、太ももに化学熱傷を負った。事業者の調査で、電池の+と-を逆に装填していたため液漏れが起こったことが判明した。
安全対策のポイント
- ケガを防ぐため、また避難の妨げにならないよう、家具の置き方を工夫しましょう。
- 転倒防止器具は、地震の大きさや取り付ける家具等、条件によっては期待される効果が得られない場合があります。表示されている効果を過信することなく、家具の上下共に器具を設置する等、できるだけ効果の高い対策を講じましょう。
- 電池の向きを間違えて装填すると、電池から液漏れ等が起こるおそれがあります。電池の向き(+と-)をよく確かめて、正しく装填しましょう。
- 非常防災用品は、期限切れのものや劣化しているものがないか定期的に確認し、災害時に使用できるようにしましょう。
参考
- ⦅ヒヤリ・ハット調査「非常時(震災時)におけるヒヤリ・ハット調査」》
東京くらしweb(平成23年8月31日)
- ⦅商品テスト結果「家具転倒防止器具の性能」》
東京くらしweb(平成27年3月10日)
- ⦅電池の発熱、液漏れ、破裂に注意しましょう!-災害用の懐中電灯やラジオの点検を-》
国民生活センター(平成30年7月20日)
- ⦅知ろう・学ぼう・防災知識 日頃の備え 災害が起きる前に(自宅編)》
東京都防災ホームページ
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