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更新日:2021年6月2日
地域包括ケア推進課を通じ、各地域包括支援センターに向けて、高齢者の消費者被害についての情報を消費生活センターにつなぐように依頼するとともに、連携を分かりやすく示したウェットティッシュを制作、配布しました。
その他、消費生活センターで見守りが必要な消費者に関する相談があった場合に、地域包括支援センターへ連絡し、高齢者宅付近の見守り強化ができるようにしました。
<---制作、配布したウェットティッシュ
清瀬市地域包括支援センター主催の清瀬市高齢者ふれあいネットワーク事業合同連絡会において、高齢者の見守り活動を行っている方向けに出前講座と出前寄席を実施しました。
出前講座では、清瀬市消費生活センターの相談員が高齢者はどんな消費者被害に遭いやすいかを実例をあげて話しました。後半はふれあい協力員の皆様が高齢者を見守る際のポイントについてアドバイスがありました。
出前寄席では、次々と怪しい方法で商品の勧誘を受けながら、実はしっかり話を聞いて巧妙にかわしていくおばあちゃんの話など、会場では大きな笑い声が起きていました。また後半では高齢者が狙われやすい理由や見守りのポイントを、先の寄席での内容も踏まえながら講座を行いました。
連絡会の中で講座を行うことにより、高齢消費者の現場に近い見守り関係者が消費者被害の実態を知り、啓発活動につながる有効な事業となりました。
その他、きよせ清雅地域包括支援センター主催のシニアしっとく講座「地域の見守りで消費者被害を防ぎましょう」において、出前寄席「そうだったのか、詐欺株式会社の内幕」を実施しました。
一般市民(主に高齢消費者)向けに清瀬市消費生活センター消費生活相談員が「消費生活相談の現場から」というテーマで出前講座を実施しました。実施場所は旭が丘分譲住宅管理組合、コスモ・ザ・パークス清瀬の森集会室、竹丘老人いこいの家で、それぞれ、消費生活相談員が、消費者トラブルの現状と被害の未然防止について解説しました。
その他、「実家の片づけと生前整理」というテーマで一般消費者(高齢の親がいる方、高齢者)を対象に、親が元気なうちにコミュニケーションをとりながら、親の気持ちに配慮して一緒に片づけを行う「生前整理」についての消費生活講座を行いました。
消費生活センター主催の出前講座や高齢者見守りのための出前講座で、啓発グッズや啓発チラシを配布しました。清瀬市ふれあいネットワークによる高齢者の見守り活動時に消費生活センターが用意した啓発グッズ等を配布してもらうことにより高齢消費者への啓発活動を行いました。また、相談に来館された高齢消費者にも配布しました。
<---配布したボールペン
市内地域包括支援センター長、東村山警察署生活安全課長と市内で多発する高齢者を狙った還付金詐欺や消費者被害の発生状況について、意見や情報交換を実施しました。また、特殊詐欺に関する相談や情報提供が入った際には、被害の拡大を防ぐため東村山署へ併せて知らせてもらうよう相談者へお願いすることにしました。
消費生活センター・防災防犯課の主催で、市内在住で65才以上の高齢者がいる世帯に、自動通話録音機100台を貸し出しました。
※この事業全体の概要(平成29年度の取組事例一覧)は、東京都高齢消費者見守り推進モデル事業をご覧ください。
お問い合わせ先
東京都消費生活総合センター活動推進課高齢者見守り・連携担当
電話番号:03-6228-1331