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相談の窓口から

身に覚えのない
クレジットカード利用の請求が…

質問
 クレジットカード会社から、預金口座からの引き落としができないと連絡を受け、利用明細を確認したところ、利用した覚えのないゲーム会社からの請求が、数か月前から多数計上されていました。どうやら携帯電話のデジタルコンテンツ配信サービスのアカウントが乗っ取られ、登録されたクレジットカード情報で決済されたようです。クレジットカードの利用明細は郵送ではなく、Webサイト上のマイページで確認することになっていますが、カードの利用をしていなかったので、確認していませんでした。引き落とし先の預金口座の通帳も記帳していませんでした。今からクレジットカードの請求を止めて、お金を返してもらうことはできるでしょうか。
回答
 クレジットカードを第三者に不正利用されたという相談が寄せられています。この事例ではデジタルコンテンツ配信サービスのアカウントを乗っ取られたようだとのことですが、他にも、海外のATMのカード挿入口に専用の読み取り機を取り付けられてカード情報を盗まれたり、登録の更新等の偽メールを送ってフィッシングサイトに誘導し個人情報を入力させたりするなど、クレジットカードの不正利用にはさまざまな手口があります。
 身に覚えのない請求を受けたときは、まずはカード会社に連絡してクレジットカードの利用を停止するとともに、覚えのない利用について調査を求めましょう。また、警察にも届け出をしましょう。各カード会社の規約によりますが、一般に、紛失や盗難によってカードやカード情報が不正利用され、会員に故意・過失がない場合には、カード会社の会員保障制度によって不正利用による損害が補われるようになっているようです。
 クレジットカードの不正利用による被害を防ぐために、カードの利用明細はこまめに確認し、通帳も定期的に記帳しましょう。
 暗証番号やパスワードは他人に推測されにくいものにし、定期的に変更しましょう。Webサイトでクレジットカード番号や個人情報の入力を求められた場合は、信頼できるサイトかどうか、よく確認しましょう。

 不審な点がある場合は、最寄りの消費生活センターに相談してください。
相談窓口のご案内
電話03-3235-1155
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