子供のベランダからの転落事故に注意!

都内では、行動範囲が広がり始める小さな子供を中心に、毎年10人程度がベランダからの転落事故で救急搬送されています。高層階ほど危害が大きくなりますが、2階からの転落でも入院を要する事例が多く見られます。転落事故を防止するために、ベランダ周りをチェックし、できる対策をとりましょう!
事故事例
- 親族を見送るために、ベランダの手すり柵に鉄棒の前回りの時のようにつかまっていて、前のめりに落ちた。(5歳)
- 保護者が気づくと窓が開けられ、室外機のところに子供のスリッパがあり、子供はベランダの下に立って泣いていた。よく救急車や消防車が通るので、それを見ていて室外機によじ登ったのかもしれない。(2歳)
事故防止のポイント
子供の発達は早く、昨日できなかったことが今日できるようになっていることもあります。子供の発達に配慮し、日ごろから事故が起こりにくい環境を整えておきましょう。2歳、3歳頃の子供がいる家庭では特に注意しましょう。
- 少しの間でもベランダのある部屋に子供を一人きりにしない。
- ベランダの出入口は施錠する。子供の手の届かない位置に補助錠を設置し施錠する。
- 手すり柵のそばにプランター、椅子など足がかりになるようなものは置かない。
- エアコンの室外機は、手すり柵から60cm以上離すか、上から吊るすなど、設置場所に配慮する。
- 定期的に手すり柵のがたつきや腐食などがないことを確認する。
参考HP 東京くらしWEB「子供のベランダからの転落事故に注意!」
ホームページ https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp/attention/kigai_beranda_20180215.html
- 問い合わせ
- 東京都生活文化局 消費生活部 生活安全課 電話03-5388-3082