2021年度版乳幼児

乳幼児の事故を防止するため、事故に関する情報収集を積極的に行うとともに、日常生活での潜在的な危険性を掘り起こす調査を行い、保護者等への注意喚起や事業者への商品改善等への働きかけを行っていきます。

子供の事故防止に向けた注意喚起・情報発信

  • 子育て中の保護者等が多く集まるイベントや区市町村が開催する消費生活展、東京消防庁防災館等と連携し、家の中に潜む危険や子供服の危険について、ビジュアル的に再現する模型・パネルを展示します。
  • 子育て支援団体等との協働により、子供の安全をテーマとした体験型の商品見本市を開催します。
等身大着せ替え人形パネル

安全に配慮した商品の普及

  • 商品見本市において、安全に配慮した商品の展示、販売を行うほか、安全な商品の開発促進を目的とした企業向けセミナーを行います。
  • 子供の安全に配慮した商品の顕彰制度に都内の中小企業が応募するために必要な審査料を補助するとともに、都内の中小企業等が応募・受賞した作品から、特に優れたもの一点に「東京都知事賞」を贈呈します。
KIDS DESIGN AWARD ロゴ

事業者等と連携した安全対策の推進

  • 消費者、事業者、学識経験者等で構成する東京都商品等安全対策協議会を開催し、商品等の効果的な安全対策について事業者等と連携して協議・検討を行います。
  • 協議会の検討結果を踏まえ、商品等の安全対策の強化や消費者への積極的な注意喚起について、事業者団体や国等に対して提案・要望を行うとともに、消費者への注意喚起に取り組んでいきます。

乳幼児の事故防止に向けた注意喚起情報

ベビーゲートを安全に使いましょう!

ベビーゲートの設置により、乳幼児が「落ちる」事故などを防げる可能性があります。安全に配慮され、住まいの構造に合ったものを選びましょう。また、取扱説明書等を確認し、適切に使いましょう。

ベビーゲートがはずれて、乳幼児が階段から落ちるイラスト

年齢の異なる子供のいる家庭での乳幼児の事故に注意!

乳幼児は兄や姉の行動や持っている物に興味を持つことがあります。また、兄や姉も幼いうちは危険を察知するなどの能力は十分発達していません。日ごろからどのようなところに危険が潜んでいるか確認し、安全対策を心がけましょう。

乳幼児が姉のおもちゃを口に入れようとしているイラスト