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更新日:2022年3月23日
ちょっと考えて、ぐっといい未来 エシカル消費
私たちは、ものを買ったり、食べたり、使ったり、日々何らかの消費をして生活しています。
例えば、買い物でどれを買うか選ぶとき。価格、品質、安全性のほかに、それがどのようにして作られたかといったものの背景や、それを選ぶことで世の中にどんな影響を与えるか、考えたことはありますか?
エシカルとは「倫理的」という意味で、「人や社会、環境に配慮した消費行動」のことを「エシカル(倫理的)消費」といいます。
なんだかちょっと難しく感じるかもしれませんが、自分のことだけでなく、自分以外の人や社会、環境のことを“ちょっと考えて”、“ぐっといい未来”に向けて行う消費行動がエシカル消費です。
「ちょっと待てよ?これはどこでだれがどのようにして作ったのかな?」「これを選んで消費することは環境にいいことなのかな?」など、立ち止まって考えて選ぶことが大切です。毎日の暮らしの中で、できるところから無理のない範囲でエシカル消費を取り入れてみてはいかがでしょうか。
エシカル消費につながる行動は、ものを買うだけでなく、私たちの身近なところにも様々あります。持続可能な社会の実現に向けて、一度立ち止まって考えてみませんか?
消費者庁 エシカル消費リーフレット「エシカル消費ってなぁに?」
人や社会、環境に配慮した消費行動とは、具体的にどのようなことが考えられるでしょうか。
※食品ロスの削減※ 「食品ロス」とは、「まだ食べられるのに捨てられている食品」のこと。 日本の食品ロスの量は、年間約600万トン超(H29農林水産省、環境省推計)。そのうち、約半分が家庭から発生しており、食品ロスは私たちにとても身近な問題です。 日本人1人あたりに換算すると、ごはん茶碗約1杯分(約132g)を毎日捨てていることになります。 以下のサイトでは、今日から始められる食品ロス削減方法を紹介しています。 少しの工夫から始めてみませんか? |
これらの中には、日常的にすでに実践している消費行動が含まれているかもしれません。実は身近なエシカル消費。自分なりの“ちょっと考えて、ぐっといい未来”につながるエシカル消費をできることから始めてみることが、持続可能な社会の形成に貢献することにつながります。
2015年9月、「国連持続可能な開発サミット」において、「持続可能な開発目標(SDGs)」を中核とする「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。
「持続可能な開発目標(SDGs)」の17の目標のうち、目標12「つくる責任 つかう責任」に、「持続可能な生産・消費形態の確保」が掲げられており、2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフスタイルに関する情報と意識を持つようにすることなどが盛り込まれています。エシカル消費は、この目標の理念にも通じる消費行動と考えられています。
(出典)国際連合広報センターホームページから引用
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お問い合わせ先
東京都生活文化局消費生活部企画調整課企画調整担当
電話番号:03-5388-3053