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安全シグナル

茶道教室で一酸化炭素中毒の事故が起きています
定期的な換気を心がけましょう!

心改まる新年を迎え、伝統的な行事にも触れることの多い時期になりました。茶道では、新年に初めて釡をかけることを初釡と呼び、茶道教室などでお茶を楽しむ方も多いかと思います。お湯を沸かす時に、室内で炭などにより火を起こす場合、一酸化炭素が発生し室内での濃度が高まります。特に最近の住宅は省エネルギーの観点から、断熱化、気密化が進んでいますので、一酸化炭素中毒による事故防止のため、こまめに換気することを心がけましょう。

事故事例

  • 茶道教室で使用した七輪に炭を足し、湯を沸かしていたところ気分が悪くなった。(80代 中等症)

一酸化炭素による事故防止のポイント

  • 十分な換気により、室内の一酸化炭素濃度が下がることから、火気設備・器具を使用の際は換気扇の使用や定期的に窓等を開けるなどして換気を十分に行いましょう。また、使用中に少しでも異常を感じたら、使用を中止するとともに速やかに換気を行いましょう。
  • 一酸化炭素は、無色・無臭のため発生しても気が付きにくい気体です。一酸化炭素を感知する警報器を設置することも有効です。

東京消防庁「救急搬送データからみる日常生活事故の実態(平成29年)」
ホームページ http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/topics/201810/nichijoujiko/index.html

問い合わせ
東京都生活文化局 消費生活部 生活安全課 電話03-5388-3082
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