
気を付けて!
年末年始の家庭内事故

年末から年始にかけて、掃除中のケガ、暖房用品による着火、餅などの食品による窒息事故が多くなります。特にシニア世代の事故が起きやすい傾向にあり、注意が必要です。
こんな危害及びヒヤリ・ハット事例があります
掃除機を持ちながら、階段を掃除していてバランスを崩し、階段を踏み外した。
電気ストーブをつけたまま寝てしまい、布団に着火した。
きなこ餅を一口で食べた父親が喉に詰まらせ、家族が背中をたたいて取り出した。
事故防止のポイント
- ●大掃除中の転倒、転落に注意する…大掃除では両手をふさいだ状態での移動や、普段目の行き届かない高所の掃除など、転倒や転落の危険性が高まります。普段より慎重に行動するとともに、高所作業をする場合は、安定した踏み台等を使用し、片手で固定されたものにつかまるなど、転落、転倒を防止する工夫をしましょう。
- ●暖房用品は使用方法を確かめて、正しく使う…布団や洗濯物などの可燃物は、ストーブやこたつの熱源から離す、就寝時はストーブを消すなど、暖房用品は、取扱説明書をよく読んで、正しく使用しましょう。
- ●餅等を食べるときは、水分で喉を湿らせ、ゆっくり、よくかんで飲み込む…高齢者の餅等の窒息による死亡事故が毎年起きています。食品は小さく切る、食事の際はお茶や水を飲んで喉を湿らせるなど、窒息事故を防ぎましょう。特に一人で食事する場合は十分注意しましょう。
※「年末年始の事故防止ガイド」では、事故防止のポイントを分かりやすくまとめています。詳しい内容はHPをご覧ください。
http://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp/anzen/hiyarihat/nenmatsu.html
- [参考]
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- ●東京消防庁「掃除中のケガに注意!~掃除中の事故による救急搬送状況~」
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/topics/201512/cleaning.html - ●東京消防庁「STOP! 高齢者の窒息・誤飲」
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/topics/stop/old_03.pdf
- ●東京消防庁「掃除中のケガに注意!~掃除中の事故による救急搬送状況~」
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