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情報PickUp高齢者見守りレポート 第2回 中野区

 「情報ピックアップ」では、都内の見守り活動の事例をご紹介します。地域での見守り活動のヒントにしていただければ、幸いです。
 今月は、中野区です。同区では、平成18年9月に「高齢者悪質商法被害防止情報連絡体制」を開始し、消費生活センターと民生委員、地域包括支援センター等が連絡を取り合い、悪質商法の被害から高齢者を守る体制を構築しました。
 また、平成23年4月には「中野区地域支えあい活動の推進に関する条例」を整備しました。70歳以上の単身者、75歳以上のみの世帯の方々を、「見守り対象者名簿(※不同意の方を除く)」に登載し、町会・自治会、警察署、消防署等に提供して、地域支えあいネットワークによる日常的な見守り活動を行っています。
 中野区消費生活センターでは、毎月、「情報特急便」を発信して、見守りネットワーク関係者の方々に、高齢者への注意喚起など様々な情報を提供しています。
 また、民生・児童委員による高齢者宅への訪問調査の際に、消費者被害にあわないための啓発グッズを配付するなど、消費生活センターへの早期相談につながる取り組みを行っています。

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