80年以上の長い間、都民の食生活を支えてきた築地市場は、江東区豊洲地区へ移転し、今年11月7日に豊洲市場として開場します。豊洲市場は3つの街区で構成され、主要施設として水産卸売場棟、水産仲卸売場棟、青果棟等があります。どれも敷地面積が東京ドームを超える巨大な建物で、ゆりかもめ市場前駅から歩行者デッキや連絡ブリッジを通り、各施設に直接アクセスすることができます。
水産卸売場棟では国内外から水産物を集め、取引を行います。ここでは、見学者用デッキからマグロの「せり」を間近で見られます。水産仲卸売場棟は、豊洲市場の建物の中で一番大きく、魚屋さんやお寿司屋さんなどが水産物を仕入れに来ます。青果棟は、野菜や果物などの青果物を扱う場所で、国内外から品物を集めて取引を行う卸売場と、飲食店や八百屋さんなどが仕入れに来る仲卸売場があります。
築地市場は11月2日に業務を終了し、4日間の引越しを経て豊洲市場がオープンします。新しい市場にぜひご期待ください。
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