2022年度版身近な事故を防止するために

商品は正しく使用しましょう

商品は、誤った使い方や通常の使用方法と異なる使い方をすると、思わぬ事故につながることがあります。商品を使用する際は、説明書や使用上の注意等をよく読んで正しく使用しましょう。

ちょっとした工夫、気配りが事故を防ぎます

高齢者であれば、段差など転倒の危険となる箇所はないか、子供であれば、手の届くところに誤飲やけがにつながる危険なものはないかなど、家庭内の環境を再確認し、家庭の状況に合った、事故を減らす工夫をしましょう。

子供は、昨日できなかったことが今日できるようになることがあります

子供の成長は目覚ましく、「まだできない」と思っていたことが突然できるようになったりします。「次は何ができるようになるか?」を予測すると、安全対策をとりやすくなります。

商品の使用でけがをしたら、消費生活センターにも相談しましょう

商品の使用方法を守って使用したのにけがをした、または、しそうになった場合、メーカーのお客様相談室に相談するとともに、消費生活センターにも相談しましょう。

消費生活センターに事故やけがなどの情報が集まると、行政が同じような事故等を防ぐための対策の検討に役立てることができます。

けがをするシューマ&エルメのイラスト

防水スプレーを安全に使いましょう!

防水スプレーの細かい粒子を吸い込む事故が起こっています!

  • 締め切った部屋で使って息苦しくなった。(30代、男性)
  • 外で使用中、風向きが変わって吸い込んでしまった。(50代、女性)

安全に使うためのポイント

必ずマスクを着用して屋外で使用する
屋外で風上から風下に向かって使用する
身に着けたまま使うなど、顔の近くでスプレーしない

ガストーチによる火災・やけどに注意!

レジャーや料理等で事故が発生しています!

  • 魚をあぶっていた時に、近くにあるティッシュペーパーに火がついた。(60歳代、男性)
  • キャンプで炭に火をつける時、ガストーチが熱くなり、やけどをした。(50歳代、男性)
ガス漏れ火災の再現映像
接続部からガス漏れして炎が噴き出している
ガストーチの写真
明るい場所では炎が見えづらい
サーモグラフィで見たガストーチ
サーモグラフィーでは、炎が大きく出ていることがわかる
  • 炎が出ている間はもちろん、炎を消した後も数分間は火口付近が熱くなっています。温度が下がるまでは触らないようにしましょう。
  • 屋外や明るい場所では炎が見えづらくなったり、風が強い場合は炎の向きが思わぬ方向に変わることがあります。風向きなどに注意して使いましょう。