年末期の商品量目立入検査結果 ~適正に計量されていない商品の割合が増加!~
東京都計量検定所は、年末の商品流通が多くなる時期に向けて、検査対象事業所で計量して販売されている商品が、適正に計量されて表示されているか、集中的に検査を行いました。
その結果、不適正事業所率が14.6%、不適正商品率が2.2%と、過去10年で最も高くなりました。
- [実施期間]
- 平成29年11月1日(水)~12月6日(水)
- [検査対象事業所]
- スーパーマーケット、一般小売店(駅ビル含む)、食品製造所※1など合計158の事業所
※1:食品製造所とは、食品を製造し計量してパックしている事業所のこと
- [検査結果]
- 検査商品6,674点 許容誤差の範囲を超えて不足していた「不適正商品」は150点(2.2%)
不適正商品が、検査した商品の5%を超えた「不適正事業所」は23事業所(14.6%)
不適正商品の発生理由- 風袋※2の重さが内容量に含まれていた(56.6%) (内訳)容器類(41.3%)、添え物類(15.3%)
- 乾燥による自然減量(34.7%)
- その他、粗雑な計量やラベル貼り間違い等(8.7%)

- [事業所への対応]
- 計量法違反となる不適正商品については、その場で計量上の問題点を説明し、再計量を指示しました。また、計量業務に携わる従業員への教育を徹底するよう指導しました。
不適正事業所に対しては、再度改善状況の確認等を行います。その際に改善されていない場合には、「改善勧告」、「不適正状況の公表」、「改善命令」などの計量法に基づく措置を行います。

詳細は、東京くらしWEB ホーム>計量検定所>計量検定所の仕事>立入検査等
ホームページ http://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp/keiryo/work/work6.html
- 問い合わせ
- 東京都計量検定所 検査課 立入検査担当 電話03-5617-6628
健康食品を利用して発疹が出たり、下痢になったことはありませんか?
~体の不調を感じたら、すぐに利用中止! 医師や薬剤師に相談しましょう!~
健康への関心が高まるとともに、日頃の食生活の補助として健康食品を利用する人が増えています。
しかし、製品中の特定の成分のとりすぎや、アレルギーの原因となる原料の摂取、医薬品との飲み合わせにより、思わぬ健康被害が起こる場合もあります。
健康食品を利用して体の不調を感じた方は、すぐに利用を中止して、医師や薬剤師に相談してください。現在服用している医薬品がある方も、健康食品との飲み合わせについて医師や薬剤師に相談してください。
東京都では、都民の皆さまから寄せられる健康食品が原因と疑われる健康被害についての情報を、東京都医師会・東京都薬剤師会と共同で収集・分析しており、被害の未然防止・拡大防止を図っています。
健康食品の適正な利用について、詳しくはWEBサイト「健康食品ナビ」をご覧ください。
健康食品ナビ http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/anzen/supply/index.html

- 問い合わせ
- 東京都健康安全研究センター 企画調整部 健康危機管理情報課 食品医薬品情報担当 電話03-3363-3472
平成30年度 東京くらしねっと編集企画委員決定!
昨年11月号で募集した「東京くらしねっと」編集企画委員(読者委員)は、下記2名の方に決まりました。
たくさんのご応募、ありがとうございました。