家の中での子供の転落事故に注意!
ベランダや窓から子供が転落する痛ましい事故が度々起きていますが、家の中でも子供が転落する恐れのある場所が多くあります。令和3年に東京消防庁管内で最も多い乳幼児の事故は「落ちる」事故で、2,331人が救急搬送され、このうち13.7%が入院を要するものでした。※1 0歳ではベッド、1歳から5歳では階段からの事故が最も多く発生しています。「事故防止のポイント」を参考に転落事故を防ぎましょう。
こんな事故が起きています!※2
- 寝返りはできないが、足を伸ばしたり縮めたりしているうちに、身体がソファからはみ出して落ちた。
- 階段の柵をしていなかったので、母親を追いかけて階段を上り、5段目から落ちた。
- 家具を伝い出窓によじ登り、鍵を開けて窓を全開にしていた。
事故防止のポイント
- ソファなど転落しやすい高いところに寝かせない。
- 階段に行けないよう移動防止柵などをつけ、閉め忘れのないようにする。
- 窓際にベッドやソファなど、足がかりになるものを置かない。
- ベランダの出入口や窓の子供の手が届かない場所に補助錠を設置し、施錠する。
- 家の中の危ないところや危険な行動を子供に教える。
[参考]
- ※1 東京消防庁 救急搬送データから見る日常生活事故の実態(令和3年)
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/topics/nichijou/kkhdata/data/r3all.pdf#page=30 - ※2 東京くらしWEB ヒヤリ・ハット調査「乳幼児の転落・転倒による危険」報告書
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp/anzen/hiyarihat/infant_fall-141020.html
- 問い合わせ
- 東京都生活文化スポーツ局 消費生活部 生活安全課 03-5388-3055