「脚立からの転落事故」に気をつけましょう!
脚立は、庭木の剪定、電球の交換、書棚の整理や清掃作業などさまざまな場面で使用されています。しかし、不適切な取り扱いや不注意などにより脚立から転落し骨折するなどの事故が起きています。脚立を使用する際は、高所で作業することの危険を認識し、注意事項や取扱説明書の禁止事項を守って、事故を未然に防ぎましょう。
こんな事故が起きています!
- 庭木の手入れ中に脚立から落下し、顔面を骨折した(70代)※1
- 押入れの荷物の出し入れ中に、脚立から転落し骨折した(80代)※2
- 洗面所の電球を交換しようと脚立に上った際に転落し、右足を骨折した(70代)※3
事故防止のポイント
- 脚立の高さや耐荷重制限を確認し、作業に適した脚立を選びましょう。
- 安定した足場を選び、バランスを崩さないようにしましょう。
- 身体を乗り出したり、脚立を跨いでの使用は左右に倒れやすいので注意しましょう。
- 脚立の天板(最上段)に乗らないようにしましょう。
- 階段部分などの不安定な場所での作業は、補助者に支えてもらうなど、一人では行わないようにしましょう。
[参考HP]
- ※1 高齢者の家庭内事故防止見守りガイド(東京くらしWEB)
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp/anzen/publication/documents/hiyari14_all_2.pdf - ※2 脚立・はしごからの転落に注意! ~庭木の剪定、屋根修理で、死亡事故の危険も~(消費者庁)
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/141222kouhyou_1.pdf - ※3 くらしの危険 思わぬ大けがに! 脚立・はしごからの転落(独立行政法人 国民生活センター)
https://www.kokusen.go.jp/kiken/pdf/349dl_kiken.pdf
- 問い合わせ
- 東京都生活文化スポーツ局 消費生活部 生活安全課 03-5388-3082