シニア世代で多発!
こんろによる着衣着火に注意

着衣着火による高齢者の死亡事故が多発しています! 着衣着火の原因として最も多い、こんろによる事故は、厚着をする 冬場や、服装が変わる季節の変わり目に多くなる傾向があります。事故を防ぐポイントを確認し、対策をしましょう!
事故事例
- 首にスカーフを巻いたままこんろに火をつけたところ、垂れ下がったスカーフに着火し受傷した。(50代女性 中等症)
- やかんを火にかけ、お茶道具を準備するためにこんろに背を向けた際に、着衣の背部に着火し受傷した。(60代男性 中等症)
- ガステーブルの奥の窓を開けようとした際、鍋を乗せて加熱中のこんろに右のわき腹付近が接触し、着衣に着火した。着火したことに気付き濡れタオルでたたき消そうとしたが、完全に消すことはできず、家族に水をかけてもらい、やっと消えた。(70代女性 軽症)
※中等症:生命の危険はないが入院を要するもの
事故を防ぐポイント
- 調理中は、マフラー・ストールなどは外し、すそや袖が広がっている服を着ている時は、炎に接しないように特に注意しましょう。
- こんろの上やこんろの奥にあるものを取るときは、火を消しましょう。
- 鍋等の底から炎がはみ出さないよう、適切な火力に調整しましょう。
- 防炎品のエプロン・アームカバーを使いましょう。
- 参考HP
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- 東京消防庁「STOP! 着衣着火」
ホームページ http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/topics/bouka/data/download_stop_tyakui.pdf - 東京くらしWEB「シニア世代の身の回りの事故防止ガイド2」
ホームページ https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp/anzen/hiyarihat/documents/senior2_report.pdf
- 東京消防庁「STOP! 着衣着火」
- 問い合わせ
- 東京都生活文化局 消費生活部 生活安全課 電話03-5388-3055