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注意喚起情報
消費者注意情報 令和6年6月28日

どの自転車用ヘルメットを選べばいいの? ~自転車用の安全性を示すマークがついたものを選びましょう!~

相談事例

自転車に乗るときのヘルメット着用が努力義務化されたので、自転車用ヘルメットの購入を検討している。自転車販売店では「SGマーク」のある商品を勧められたが、ネット通販を見ると、「CEマーク」というマークもある。選び方のコツを知りたい。

ココに注意!

東京都消費生活総合センターからのアドバイス

購入する際は、自転車用の安全性を示すマークがついているか確認しましょう!

自転車乗車時のヘルメット着用が努力義務化されたことに伴い、ヘルメットを購入する人が増加しています。ヘルメットは、様々な用途(工事用、自転車用、スポーツ用など)があり、用途ごとに想定される危険が異なるため、それぞれに安全基準等があります。

自転車用ヘルメットには転倒時の衝撃吸収や脱げにくさが求められ、それらの基準がある「JIS」「SG」「JCF」「CE」など、安全性を示すマークがある自転車用ヘルメットを選ぶと良いでしよう。

安全性を示す主なマーク(JISマーク、SGマーク、JCF公認マーク、JCF推奨マーク、CEマーク)
  • 「JISマーク」 日本産業規格
  • 「SGマーク」 製品安全協会
  • 「JCFマーク」 日本自転車競技連盟の公認・推奨
  • 「CEマーク(EN1078)EU統一基準

CEマーク」には、自転車用の「EN1078」のほかに、軽作業用「EN812」などもあるため注意が必要です。軽作業用は自転車用と比較して、衝撃に対する性能が低くなっています。「CEマーク認証」と記載されていても、自転車用「EN1078」の表示があるか、よく確認しましょう。

正しい着用方法でかぶりましょう!

ヘルメットは正しく着用しないと、いざという時に頭を守れず、転倒した時などに脱げることもあります。頭に合った大きさや形状のものを正しく着用することが重要です。できればヘルメット購入時に実際に着用して、頭のサイズに合ったものを選びましょう。正しい着用方法については、取扱説明書や下記のサイトでご確認ください。

【参考】 東京くらしWEB「 なぜ?なに?自転車用ヘルメット」

https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp/anzen/kyougikai/r5/leaflet.html

気になることがあったら、最寄りの消費生活センターに相談しましょう。

相談窓口

東京都消費生活総合センター
03-3235-1155
お近くの消費生活センター
局番なし 188(消費者ホットライン)