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自転車に乗るときのヘルメット着用が努力義務化されたので、自転車用ヘルメットの購入を検討している。自転車販売店では「SGマーク」のある商品を勧められたが、ネット通販を見ると、「CEマーク」というマークもある。選び方のコツを知りたい。
自転車乗車時のヘルメット着用が努力義務化されたことに伴い、ヘルメットを購入する人が増加しています。ヘルメットは、様々な用途(工事用、自転車用、スポーツ用など)があり、用途ごとに想定される危険が異なるため、それぞれに安全基準等があります。
自転車用ヘルメットには転倒時の衝撃吸収や脱げにくさが求められ、それらの基準がある「JIS」「SG」「JCF」「CE」など、安全性を示すマークがある自転車用ヘルメットを選ぶと良いでしよう。
※「CEマーク」には、自転車用の「EN1078」のほかに、軽作業用「EN812」などもあるため注意が必要です。軽作業用は自転車用と比較して、衝撃に対する性能が低くなっています。「CEマーク認証」と記載されていても、自転車用「EN1078」の表示があるか、よく確認しましょう。
ヘルメットは正しく着用しないと、いざという時に頭を守れず、転倒した時などに脱げることもあります。頭に合った大きさや形状のものを正しく着用することが重要です。できればヘルメット購入時に実際に着用して、頭のサイズに合ったものを選びましょう。正しい着用方法については、取扱説明書や下記のサイトでご確認ください。
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp/anzen/kyougikai/r5/leaflet.html