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東京都消費生活総合センターでは、消費者教育コーディネーターを設置し、消費生活相談を通して蓄積された実践的な消費者教育を、学校教育での活用につなげる取り組みを進めています。
教育庁をはじめとする関係機関と連携することによって、多くの学校でのコーディネートが進んでいます。
令和2年度から5年度までの間に、学校からの相談に対応した相談数①、コーディネーターが関わって消費者教育を実施した学校数②は、以下のとおりです。
2年度 | 3年度 | 4年度 | 5年度 | |
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①相談校数 | 10 | 17 | 38 | 53 |
②実施校数 | 3 | 12 | 25 | 29 |
コーディネートは高等学校から始め、対象を中学校、特別支援学校、各種学校と拡大してきました。
今年度で5年目になることから、学校へ提案できる内容も増え、様々な教育活動に取り入れていただいています。実際にコーディネーターが提案、実施した例は以下のとおりです。
コーディネートを実施した学校からは「自分事と捉えられる実践的な内容で、啓発効果が高いと感じた」という感想をいただいています。また、生徒からは「時代や社会の変化に合わせて悪質商法の手口も変わっていくので、気を引き締めることができたと思う」などの感想が寄せられています。今後も学校からの要望に応じて、提案内容を深化させていきます。
東京都消費生活総合センター 活動推進課 高齢者見守り・連携担当 TEL 03-6228-1331