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殺虫剤、ヘアスプレー、消臭剤など、スプレー缶に充填されている噴射ガスの多くには、可燃性ガスが使用されていて、誤った取扱いをすると爆発を引き起こすなど大変危険です。
令和5年1月の港区六本木、令和元年7月の大阪府高槻市、平成30年12月の札幌市等、スプレー缶のガスによる爆発火災事故がたびたび起きています。
改めてスプレー缶の正しい取扱方法を確認し、事故を未然に防ぎましょう。
※事故情報データバンクシステムより
可燃性ガスを含むスプレー缶を火気のある場所の近くで使用すると、ガスに引火して急激に燃え広がるおそれがあるため危険です。「使用上の注意」や「警告表示」に従って、火気のある場所の近くでは使用しないでください。
可燃性ガスを含むスプレー缶の使用時は、ガスが滞留しないように気を付けてください。換気が終わるまでは、ライターや火花が発生する機器(ガスコンロ、換気扇、掃除機など)を使用しないでください。
ファンヒーターなどの暖房器具の近くにスプレー缶を置かないでください。缶が熱せられると、内部のガスが膨張して内圧が上がり、缶が破裂するおそれがあります。
スプレー缶を捨てるときは、屋外の風通しのよい場所で、スプレーボタンを押すなどして、中身を出し切ってください。スプレー缶に中身が残っている状態で穴を開けると、漏れ出た可燃性ガスに引火するおそれがあります。なお、廃棄方法については、自治体の指示に従ってください。