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令和2年度から消費者教育コーディネーターを設置し、教育庁と連携して学校における消費者教育を推進しています。
コーディネーターは、実践的な消費者教育の教材コンテンツを活用して消費者教育の実施を支援しています。
昨年度は、消費者教育に関わる学校からの相談は48校からありました。また、コーディネーターが関わって消費者教育を実施した学校は33校でした。
東京都では若者の消費者トラブルを防止するためのCM動画を発信しており、このCM動画の元となるシナリオ・動画を若者から募集するというコンテストを実施しています。
消費生活総合センターでは、このコンテストに消費者講座や出前寄席などを組み合わせた学校キャラバンを毎年実施しています。
キャラバンを実施した学校からは、「落語で興味・関心が高まり、その後の消費者教育が定着した」「コンテストに参加したことで、消費者トラブルを自分事として捉えられた」などの感想がありました。
消費者トラブルに関わる落語や漫才を通して、関心を高める。
講師の講座により、理解を深める。
コンテストに応募する。
今年度1学期にコーディネーターが関わってキャラバンを実施した学校は4校。学校によって、教科の特別授業、総合的な探究の時間、セーフティ教室など取組の内容は異なりますが、生徒が契約、成年年齢の引き下げ、トラブルの防止などを考える契機になりました。