文字サイズ変更
トピック
「若者の消費者被害に対応する最近の法改正」及び「成年年齢引下げによる影響」

ここから本文です

エシカル消費の普及啓発に係る東京都の取組について

東京都生活文化局消費生活部企画調整課

東京都では、持続可能な社会の実現に向け、人や社会、環境に配慮した消費行動であるエシカル消費の理念を、広く都民の皆様に普及する取組を進めています。今年3月に策定した「東京都消費生活基本計画」()では、消費者自らが被害や商品等の事故に遭わない行動を選択できる消費者教育に加えて、エシカル消費など、持続可能な社会の形成に貢献する消費行動を、消費者教育や啓発を通じて促進していくこととしています。

取組の背景

  • 東京都が都民を対象に実施した調査では、食品ロスの削減や地産地消、環境に配慮した商品の選択などについて、消費者の意識はある程度高くなっています。一方、若者を対象に実施した調査では、エシカル消費という言葉を「知っている」と回答した人は、6.1%という結果になっています。
  • 持続可能な開発目標(SDGs)の目標12「持続可能な生産・消費形態を確保する」では、2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフスタイルに関する情報と意識を持つようにすることなどが掲げられています。消費生活行政においても、消費者の持続可能な社会の形成に貢献する消費行動を促進していく必要があります。

普及啓発の着眼点

普及啓発に当たっては、将来を担う若い世代の方々を中心にエシカル消費への関心を寄せていただけるよう、エシカル消費の「言葉」と「理念」を結び付けてわかりやすく伝えるとともに、エシカル消費が身近な消費行動であることを印象付け、日々の暮らしの中で、できるところからエシカル消費を選択していただけるよう呼びかけていきます。

主な取組

平成30年度の取組をご紹介します。

児童・生徒の皆様とぜひご覧ください。

エシカル消費のPR動画を作成

“ちょっと考えて、ぐっといい未来 エシカル消費”をキャッチフレーズに、PR動画を作成しました。

エシカル消費のイメージ画像

EXILE ÜSA さんが「世の中がよくなることを考えて、ものを買ったり、使ったり、行動することがエシカル消費」と語りかけながら、レジ袋ではなくエコバッグを使う、被災地の支援につながるものを買う、といった具体的な行動の例を紹介し、最後に自分たちに何ができるのか立ち止まって考えてみようと呼びかけています。

  • 15秒/ 60秒/ EXILE ÜSA さんがエシカル消費を語るインタビュー動画(約3分)
  • QRコード
    動画はこちらからご覧ください↓
    ホームページ「東京くらしWEB」
    ※平成30年10月12日から1年間(予定)
    https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp/douga

東京くらしWEB上でエシカル消費を紹介

エシカル消費ページのスクリーンショット

PR動画のほか、エシカル消費につながる身近な行動例やエシカル消費に関連するラベル・マーク、エシカル消費を扱う教材や有識者のコラムなど、エシカル消費を知る手がかりとなる様々な情報を掲載しています。

QRコード

東京都消費生活基本計画
東京都の消費生活に関連する施策・事業を計画的、総合的に推進していくための基本指針。
PR冊子も作成。