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トップページ > 商品安全 > 危害・危険情報 > 平成29(2017)年度 > 0~1歳児の大人用ベッドからの転落事故に注意!

更新日:2017年11月10日

0~1歳児の大人用ベッドからの転落事故に注意!~頭蓋骨骨折、窒息などの事故が起きており、危険です~

平成29年11月10日

0~1歳児が、主に就寝時などに大人用ベッドから転落する事故報告が、医療機関から消費者庁へ寄せられており、平成22年12月から平成29年6月末までに、計564件(0歳児が457件、1歳児が107件)の報告がありました。※1

数十センチメートル以上の高さの大人用ベッドから転落すると、頭蓋骨骨折や頭蓋内損傷を受傷することがあります。また、転落をきっかけに大人用ベッドと壁や物との間に頭が挟まれて窒息するケースもあり、場合によっては命を落とす可能性があります。

事故防止のためには、下記の点に注意しましょう。

事故防止のポイント

(1)大人用ベッドに寝かせるのではなく、満2歳になるまでは、できるだけベビーベッドに寝かせましょう。  

(2)寝かしつけのため大人用ベッドを使用し、保護者が添い寝をする場合は、下記のことに注意しましょう。

  • 保護者が大人用ベッドを離れ、子どもを一人にしてはいけません。
  • 寝かしつけた後は、できるだけ子どもをベビーベッドに移しましょう。
  • 保護者が寝込んでしまった時や寝返りをした時に、子どもが大人用ベッドから転落したり、保護者の身体の一部で圧迫されてしまうことがあります。 

(3)寝室で起きる窒息事故を防ぐために、寝室の環境に注意しましょう。

  • 寝室から子どもの頭や顔が挟まってしまう隙間をなくしましょう。
  • 大人用ベッドの周りに、子どもの顔が埋まってしまうような柔らかい毛布やクッション等を置かないようにしましょう。

※1 消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(平成29年10月時点で23機関が参画)から事故情報の提供を受けています(医療機関ネットワーク事業)。事故報告件数は、本件注意喚起のために、消費者庁が特別に精査したものです。

 詳しい情報はこちら

 <参考>

       「乳幼児の転落・転倒事故防止ガイド」(ヒヤリ・ハットレポートNo.11)

       「乳幼児の身の回りの製品事故防止ガイド」(ヒヤリ・ハットレポートNo.12)

お問い合わせ先

東京都生活文化スポーツ局消費生活部生活安全課商品安全担当

電話番号:03-5388-3055