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注意喚起情報
消費者注意情報 令和5年3月3日
稼げる投資を学べるというビジネススクールに勧誘され、借金をさせられた
〜マッチングアプリを悪用した若者の被害が増えています〜
相談事例
マッチングアプリで仲良くなった人と食事をした時、「一緒にお金のノウハウを学んで稼ごう」と言われ、投資の先生を紹介された。「しっかり稼ぎたいなら、ビジネススクールで勉強したほうが良い。さらに他の人にスクールを紹介すれば紹介料として数万円支払う」と説明を受け、入会を勧められた。スクール代金は前払で約100万円だと言われたが、「お金がない」と断ると、消費者金融から借金するように言われ、借金方法を指南された。借金し、現金で支払ってしまったが解約したい。(20歳代:女性)
東京都消費生活総合センターからのアドバイス
借金をしてまで、契約するべきビジネススクールか、よく考えましょう。
- 今の収入に不安がある、もう少し稼ぎたいという20 歳代の若者を中心に、投資を教えるという「ビジネススクール」の契約トラブルが増えています。
- お金がないというと、「みんな借りている」、「すぐに取り戻せる」等と言って、消費者金融からの借金を勧められます。実際には稼げるわけではなく借金だけが残ります。消費者金融の年利は15〜20%なので100万円の借入で、年間15万円以上の利子分を返済するリスクを負います。
- また、紹介料が欲しくて安易に友人を誘うと、友人関係が壊れてしまうかもしれません。
マッチングアプリを悪用した勧誘が増えています。ご注意ください。
- マッチングアプリで知り合った人から、「資産形成について勉強できる」「投資に詳しい人を紹介する」等と、ビジネススクールの入会を勧誘されたという相談が多く寄せられています。
- こうしたケースの多くは紹介料目当てです。契約したとたんに連絡が取れなくなるケースも多いので、十分に気を付けましょう。
怪しいと思ったら、すぐに最寄りの消費生活センターにご相談ください。
相談窓口
- 東京都消費生活総合センター
03-3235-1155
- お近くの消費生活センター
- 局番なし
188(消費者ホットライン)