近年の大規模な災害で
農作物などの被害が拡大している。
近年、異常気象による大規模な災害が多発し、農業、林業、水産業での被害が増える傾向にあります。
特に台風による被害が目立っています。平成30(2018)年の台風では観測史上第1位の最大風速や過去最高の高潮を観測した地点もありました。
平成30(2018)年の被害額は2011年の東日本大震災の年の次に多くなっています。
応援消費とは
エシカル消費の一つに、応援消費があります。被災地で生産されたものを買うことで、被災者の生活を支援することにつながります。
観光地で生計を立てている被災地に旅行に行くことも応援消費の一つになります。
応援消費は被災者を支援することだけではありません。
規格外の商品や障害者が生産した商品を買ったりすることなども、応援消費の一つです。
生産者の声
障害者が関わって生産した食品
ノウフクJAS
障害者が生産したものを買う行動もエシカル消費の一つです。一つの目安に「ノウフクJAS」があります。
「ノウフク」とは、「農業」と「福祉」を合わせた造語で、「ノウフクJAS」は、JAS法に基づく国家規格です。障害者が農林水産業の生産行程に携わった生鮮食品とその加工食品であることを第三者が認証した商品にJASマークが付けられます。
ノウフクJASの商品に書いてある問い合わせ先に連絡をすると、障害者がどの生産行程に関わったかを知ることができます。
このノウフクの取り組みは、障害者の就労と農業の人手不足の解消、更には、地域振興にもつながります。