トップページ > 相談窓口 > ご注意ください(消費者被害情報ほか) > スマートフォンを狙った架空請求が激増!!
更新日:2012年3月23日
スマートフォンでの架空請求の相談では、「無料と思い込んでアダルトサイトにアクセスしたら料金請求画面が消えない。」という相談だけではなく、「個人情報が抜き取られ、事業者から電話やメールで請求がくる」という相談も寄せられています。
被害を未然に防ぐためには、利用者一人ひとりが注意することが大切です。
動画を見るためのアプリによっては、事業者に電話番号、メールアドレス、位置情報等の個人情報を自動的に送信してしまうおそれがあります。
料金請求画面を残し、電話やメール等で執拗に請求することにより、利用者を心理的に追い込もうとする手口が目立ちます。事業者とは連絡をとらずに無視しましょう。
執拗な請求などに対しては、必要に応じて電話の受信・着信拒否機能の利用、メールアドレスの変更を行いましょう。
請求画面等が表示されて消えない場合は、アプリを削除することにより対応できるケースがあります。
おかしいなと思ったら、すぐに最寄りの消費生活センターにご相談ください。
東京都消費生活総合センター架空請求110番
電話 03-3235-2400
問い合わせ先 東京都消費生活総合センター相談課
電話 03-3235-1219
スマートフォンのバナー広告からアダルトサイトにアクセスした。動画を見るためのアプリをダウンロードしたら料金請求画面が消えなくなった。その直後、サイト業者から電話があり料金45,000円を請求された。料金についての確認画面はなく、有料とは気付かなかった。(20歳代 男性)
無料と思ってスマートフォンでアダルトサイトの動画を見るためのアプリをダウンロードしたら、99,800円の料金請求画面が消えなくなった。有料を確認できる画面はなかった。その後、事業者から料金請求のメールが届いた。電話番号も知られたようだ。(50歳代 男性)
スマートフォンのバナー広告からアダルトサイトにアクセスした。無料動画とあったので年齢認証を選択し、動画を見るためのアプリをダウンロードしたら有料登録になった。携帯電話番号、メールアドレス、現在位置情報が表示され、99,800円の請求画面が消えなくなったので不審に思い、アプリを削除したら請求画面が消えた。自宅で操作していたが、業者には自宅の住所がわかるものなのか。(30歳代 男性)
スマートフォンを安心して利用するためには、セキュリィティ対策を講じて危険回避することが必要です。(独)情報処理推進機構(「IPA」)のウェブサイトでは、「スマートフォンのセキュリティ<危険回避>対策のしおり」等を掲載しています。