トップページ > 商品安全 > 危害・危険情報 > 平成24(2012)年度 > 機械式立体駐車場での子供の事故に注意しましょう
更新日:2013年3月21日
2012年5月18日
機械式立体駐車場は、集合住宅や戸建住宅といった一般家庭でも、限られた駐車スペースの有効な活用方法として、日常的に使用されています。
しかし、機械式立体駐車場では、パレット(車を載せる台)の隙間、巻き上げチェーン、段差、ゲートなどがある分、機械式でない駐車場よりも一層の注意が必要です。特に、思いがけない行動をとる子供にとっては、より多くの危険が潜んでいるといえます。
2012年4月には、3歳児が上昇中のパレットに飛び移った際に転倒し、パレットと地面に挟まれて死亡してしまうという痛ましい事故が発生しました。都内においても、消費生活センターや東京消防庁に、子供が怪我をしたという事例が相談・報告されています。
機械式立体駐車設備を操作する時は、マニュアルや注意書きをもう一度確認し、正しく安全に使いましょう。
機械式立体駐車場のそばでは、子供が装置の中に入ったり、装置や操作盤に触ったりしないよう、しっかりと子供と手をつないでいてください。作動していない区画であっても、隙間にはまってしまう危険性や、他の区画と連動することがあるため、油断は禁物です。
また、商業用施設のものでない機械式立体駐車場は、監視の目がない場合がほとんどです。大人の目の届かないところで子供が怪我をしないように、ふだんから「駐車場で遊ばない」「機械や扉にさわらない」「操作ボタンをいたずらしない」「機械の中には入らない」ことを教えることが大切です。
機械式立体駐車場に関する詳しい情報は、公益社団法人立体駐車場工業会のHPをご覧ください。
お問い合わせ先
東京都生活文化スポーツ局消費生活部生活安全課商品安全担当
電話番号:03-5388-3055