「店舗内の商品ディスプレイのフックでケガ」
平成24年2月9日
生活文化局
店舗の商品ディスプレイのフックで1ヶ月以上のケガ
~フックが目や口にあたる事故が発生しています~
ショッピングセンター内の婦人服店で、ポール状のディスプレイから飛び出たフックにまぶたを引っ掛け、まぶたの内側を2針縫う切り傷を負ったという相談(20代 女性)が、東京都消費生活総合センターにありました。
ケガをした時の状況

ポール状のディスプレイスタンド

ケガをしたときの状況
- ポールは段違いで4方向にフックが出ている。
- 事故当時、中段に商品はかかっていなかった。
- 相談者は下段の商品を見ようと手を伸ばしたところ、上段の商品から飛び出していた中段のフックに気がつかずにぶつかった。
店舗内では他にもこのような事故が発生しています。
- 店舗の入口で転び、商品を並べているL字型のフックの先端で口の中を切り救急車で運ばれ入院した。(1歳 女児)
- スーパーでの買い物中、商品の陳列棚につまずいて転倒し骨折。商品が奥まって置いてあり棚の端に気付かなかった。(85歳 女性)
- スーパーで買い物中、飛び出ていた陳列棚で転び右ひざのお皿を骨折した。(61歳 女性)
事故を防ぐために
- 陳列棚によっては、フックや金属棒など突起物があり、ぶつかったりする危険性がありますので、十分に注意しましょう。
- 店舗内には、陳列棚など以外にも、商品整理用の箱が置いてあったり、雨の日は床が濡れていたりと、様々な危害の原因が潜んでいますので、注意しましょう
- 店舗内で子供が走ったりすると、陳列棚やフックなどと衝突する危険性が高くなります。手をつないだり、カートに乗せるなどしましょう。
その他の注意喚起情報はこちら
東京都生活文化スポーツ局消費生活部生活安全課商品安全担当
電話番号:03-5388-3055